SharePoint Server の他の製品には無いメリットの1つとして、そのデザイン性が挙げられると思います。
弊社島田のブログにも掲載しておりますが、やろうと思えば以下のようなサイトも作れます。
http://www.ferrari.com/English/Pages/Home.aspx
信じがたいですが、これも SharePoint で作っています。
デザイン性についてはあまり取り上げられることが無いのですが、よく比較されるグループウェア製品群とは明確に差別化できる点です。
あまり取り上げられない理由は、端的に言うと重要ではないと思われているからでしょう。
それは大きな間違いで、
ポータルのデザイン=インターフェイス でもお話したとおり、デザインは利用者とのインターフェイスとなる、ポータル/サイトの顔であり性格であり言葉でもあります。
掲載コンテンツが重要なのはもちろんですが、
そこにどのぐらいアクセスしてほしいか、どのように活用してほしいかなどなど、デザインでコントロールできることも、作ったサイトの活用度を高めていく上では欠かせない点でしょう。
SharePoint サイトのデザインの方法は、大きく分けて 3 種類あります。
1. Web パーツを使って情報を当てはめていく
2. ビジネスプロセスに合わせてテンプレートを作成する
3. スタイルシートを編集し、外観を自在に変更する
下に行くほどコストと難易度は上がりますが、その代り無限の自由度を手に入れられます。
目的に応じてどの程度のデザインが必要かを選択すれば良いのですが、
利用者のことを考えたデザインにしなければ、活用度は上がりません。
利用者にとってみれば、アクセスしているサイトが SharePoint であろうとなかろうと別に関係なく、
自分の目的の情報が 1 クリックでも少なく分かりやすく見つかれば本望でしょう。
IT の知識や慣れも人それぞれですから、構築/設計した側とのコンテキストは異なるという前提で考えるべきです。
こうした柔軟なデザイン性が、SharePoint のひとつの魅力ですから、導入されているお客様にはぜひそのメリットを享受いただきたいと思っています。
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