遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
すっかり更新が滞っている本ブログですが、今年は頑張って更新していこうと気持ちを新たにしております。
このところプロジェクト案件がいくつか並行していたのですが、忙しい反面いろいろな知見を得ることができました。
その1つが効率化という言葉。
効率化という言葉を、偶然にも同時期に別の立場の人から聞いて、ちょっと考える機会となりました。
一方はプロジェクトを進めているお客様からで、IT 活用の1つの重要テーマが、事務作業の効率化であるという点。
もう一方は弊社のパートナー企業、すなわち効率化のソリューションを提供するITベンダー側の営業担当者からで、最近の顧客企業では効率化という言葉は人手を介していた仕事を奪うことになるから、むしろ悪い印象に受け取られることが多い。そのため、効率化という言葉は使わないようにしている、というもの。
図式としては以下のように妙なことになっています。
顧客企業 ITベンダー
「業務効率化がIT活用のテーマ」 ⇔ 「効率化はNGワード。口にしない」
※当たり前ですが、顧客企業やITベンダーによって考え方が違うので、
すべてに当てはまるわけではなく、あくまで私の周囲の話です。
ちなみにITベンダー側の意見は今に始まったことではなく、
10年前くらいにも同じようなことを言っていた時期がありました。
業務フローの電子化がブームだったころで、やはり「俺の仕事をパソコンにとられる」的なことを仰る方々がいるので、効率化という言葉を使う時は気を付けようと。
一見食い違っているように見える両者の意見ですが、
考えてみれば原因は同じところにあって、視点が違うだけかなと。。
10年間もそうでしたが、不況期にはこうした風潮が強まると思います。
どうしても内向きのコスト削減やムダの削減に力を入れざるを得なくなるため、
全社的に効率化などが重要視されてくる。→顧客企業
その結果、企業の利益率は向上しますが、不況期であるため売上そのものが伸びるわけではありません。
さらに、効率化によって劇的に仕事が楽になってハッピーという人は多くなく、むしろ人員削減によって仕事が増えたり、自分の仕事を守ることに精いっぱい、社内の空気も悪いということになる。
そんなところにもっと効率化しましょう、という提案は持っていきづらい。→ITベンダー
じゃあ景気回復しないと効率化なんてやらないほうがいいよね、ということではなくて、
私は「効率化してどうするの?」というところを掘り下げていくべきと思います。
効率化はあくまで手段であって、目的は別のところにあります。
1つの解は、売上を増やすこと、つまり生産性の向上です。
効率化によって仕事がなくなるなんてことはありません。
むしろ、そこで空いたリソースは売上を増やすための業務にまわすべきです。
効率化はそのための手段としてとらえ、いかに人材を適材として活用するか、
そこまでを見据えた提案を、ITベンダーはしていくべきでしょう。
2011年1月12日水曜日
2009年7月13日月曜日
捨てるのではなく、使ってみる
相変わらず SharePoin Server 導入後のお客様から、うまく活用できていないという言葉をよく頂きます。
実際、SharePoint は導入前に思っていたほどすぐに使えるものではない、というのが正直なところです。
なにせ機能が膨大にあって、やれることが広すぎて要件が定まらないということもありますし、情報系のツールは自社に合わせたカスタマイズの要望が強くなるため開発期間が長引いてしまうことも少なくありません。
こうした声はグループウェアや情報系システム、リッチ化が進むクライアントアプリケーションには付き物なので、SharePoint に限った話ではないのですが。
経営者の視点から見れば、活用されていないシステムは無駄な支出ですから、無駄なコスト削減という名目で廃棄という決定がくだることは十分あり得ます。
実際に、私もお客様に SharePoint の提案をしに行った際に、「以前使ってたんだけど、活用が進まなかったから止めちゃったんだよね」と言われたことは何度もあります。
ですが、廃棄したところで、導入のために費やした何千万、何億というコストは戻ってくるわけではないので、これでは無駄なコストの削減ではなく、無駄遣いを増やしただけになります。
ではどうするのか?
活用されないシステムを廃棄するのではなく、システムを有効活用すれば良いのです。
つまり活用されないのをシステムのせいにするのではなく、
利用する人が知恵をしぼってうまく使おうという、頭の切り替えです。
たとえば SharePoint が活用されない理由は利用者にちゃんと教育されていないことだ、というのであれば、弊社も提供しているような外部の教育サービスを使うことで、少ない投資で大きな効果を得ることができます。
使い勝手が悪いというなら、設計をしてデザインをして、インターフェイスを改善すれば良いのです。
そもそも性能的にまったく使いものにならないシステムは廃棄されても仕方の無いことですが、
SharePoint Server はその点、拡張性も高く、信頼性の高いシステムです。
ビジネスに合わせて幅広い使い方がある点も、活用する上で大きなアドバンテージです。
無駄な投資を減らすというのは、いまかけているコストを減らすのではなく、投資した分に見合った効果を得ることが重要だと考えます。
ちなみに、最近は現場の方中心に、捨てる前にしっかり活用してみよう、という風潮が高まっている気がしています。
弊社のような活用促進の会社に、ありがたいことに声をかけていただけるのも、その表れだと思います。
実際、SharePoint は導入前に思っていたほどすぐに使えるものではない、というのが正直なところです。
なにせ機能が膨大にあって、やれることが広すぎて要件が定まらないということもありますし、情報系のツールは自社に合わせたカスタマイズの要望が強くなるため開発期間が長引いてしまうことも少なくありません。
こうした声はグループウェアや情報系システム、リッチ化が進むクライアントアプリケーションには付き物なので、SharePoint に限った話ではないのですが。
経営者の視点から見れば、活用されていないシステムは無駄な支出ですから、無駄なコスト削減という名目で廃棄という決定がくだることは十分あり得ます。
実際に、私もお客様に SharePoint の提案をしに行った際に、「以前使ってたんだけど、活用が進まなかったから止めちゃったんだよね」と言われたことは何度もあります。
ですが、廃棄したところで、導入のために費やした何千万、何億というコストは戻ってくるわけではないので、これでは無駄なコストの削減ではなく、無駄遣いを増やしただけになります。
ではどうするのか?
活用されないシステムを廃棄するのではなく、システムを有効活用すれば良いのです。
つまり活用されないのをシステムのせいにするのではなく、
利用する人が知恵をしぼってうまく使おうという、頭の切り替えです。
たとえば SharePoint が活用されない理由は利用者にちゃんと教育されていないことだ、というのであれば、弊社も提供しているような外部の教育サービスを使うことで、少ない投資で大きな効果を得ることができます。
使い勝手が悪いというなら、設計をしてデザインをして、インターフェイスを改善すれば良いのです。
そもそも性能的にまったく使いものにならないシステムは廃棄されても仕方の無いことですが、
SharePoint Server はその点、拡張性も高く、信頼性の高いシステムです。
ビジネスに合わせて幅広い使い方がある点も、活用する上で大きなアドバンテージです。
無駄な投資を減らすというのは、いまかけているコストを減らすのではなく、投資した分に見合った効果を得ることが重要だと考えます。
ちなみに、最近は現場の方中心に、捨てる前にしっかり活用してみよう、という風潮が高まっている気がしています。
弊社のような活用促進の会社に、ありがたいことに声をかけていただけるのも、その表れだと思います。
2009年4月22日水曜日
Microsoft Conference 申込受付開始
マイクロソフトの毎年恒例のイベントである、Microsoft Conferenceの参加申込受付が始まっています。
http://www.microsoft.com/japan/business/SaveMoney/event/default.mspx
ですが、ん??名前が Microsoft Solution Conference に変ってる・・・
これまではイベント名の略称がMSCだったのですが、MSSCになったようです(笑
期間も、3日くらいやっていたのが1日になりましたし、イベント自体の位置づけを変えたということですかね。
時勢を感じずにはいられません。
気になる内容ですが、今年はほぼ全セッションがコスト削減ソリューションに絞られています。
http://www.microsoft.com/japan/business/savemoney/event/session.mspx
ここまでテーマをコスト削減に徹底したイベントも珍しいですね、これ全部実践したらどのぐらコスト削減になるのでしょうか(笑
それは冗談としても、ユニファイドコミュニケーションの領域などで、実際に投資効果を得た事例紹介などもあるようで、興味深いです。
ですが、個人的には少し別のお話も聞いてみたかったですね。
というのは、コスト削減は不況を解決することに悪くない手段ですが、
今年10%削減に成功しても、来年も再来年もできるわけではありません。
もちろん現実問題として、ITの運用コスト削減はお客様のIT部門にも落ちてきている早急な課題でしょうし、5000万かかっているメンテナンスが、同じクォリティで1000万でできます、という提案は分かりやすく受け入れられやすいでしょう。
ただ、結局は小さな市場を複数のベンダーで食い合うだけで、しかもこれまで運用を担当していたシステム会社には逆に打撃になることもあるので、
お客様のビジネスそのものはもちろん、IT業界全体の成長にはつながりません。
マイクロソフトのような企業には、ITの可能性を広げ、市場全体を拡大するようなビジネスを作っていっていただきたいなーと、勝手な希望を述べてみました。。
http://www.microsoft.com/japan/business/SaveMoney/event/default.mspx
ですが、ん??名前が Microsoft Solution Conference に変ってる・・・
これまではイベント名の略称がMSCだったのですが、MSSCになったようです(笑
期間も、3日くらいやっていたのが1日になりましたし、イベント自体の位置づけを変えたということですかね。
時勢を感じずにはいられません。
気になる内容ですが、今年はほぼ全セッションがコスト削減ソリューションに絞られています。
http://www.microsoft.com/japan/business/savemoney/event/session.mspx
ここまでテーマをコスト削減に徹底したイベントも珍しいですね、これ全部実践したらどのぐらコスト削減になるのでしょうか(笑
それは冗談としても、ユニファイドコミュニケーションの領域などで、実際に投資効果を得た事例紹介などもあるようで、興味深いです。
ですが、個人的には少し別のお話も聞いてみたかったですね。
というのは、コスト削減は不況を解決することに悪くない手段ですが、
今年10%削減に成功しても、来年も再来年もできるわけではありません。
もちろん現実問題として、ITの運用コスト削減はお客様のIT部門にも落ちてきている早急な課題でしょうし、5000万かかっているメンテナンスが、同じクォリティで1000万でできます、という提案は分かりやすく受け入れられやすいでしょう。
ただ、結局は小さな市場を複数のベンダーで食い合うだけで、しかもこれまで運用を担当していたシステム会社には逆に打撃になることもあるので、
お客様のビジネスそのものはもちろん、IT業界全体の成長にはつながりません。
マイクロソフトのような企業には、ITの可能性を広げ、市場全体を拡大するようなビジネスを作っていっていただきたいなーと、勝手な希望を述べてみました。。
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