前回の続き。
最近の学生に、コミュニケーションスタイルについて聞いてみました。
メールやMessengerについて
私「SNS以外にも、当然普段からメールやMessengerも使ってるんだよね?」
A「はい、携帯のメールはもちろんです。PCメールは、大学からのお知らせを見たりするぐらいですね。MessengerやSkypeは、夜友達と話すときに使ってますよ。」
私「昼間も会ってるのに、夜も話すことあるの?」
A「あー、はい、サークルの活動の打ち合わせとか・・。でも、ずっと話しているというより、つなげっぱなしでお互い別のことしてて、話したいときに話すって感じです。で、眠くなったら落とす。」
私「つなげっぱなして。変なことできないね。」
A「変なことってなんですか?」
私「自分で考えて。じゃあさ、メールではなくてMessengerを使うのは、つなげっぱなしにできるのがいいの?」
A「いえ、メールってどうでもいい会話ができないじゃないですか。どうでもいい会話をするときはMessengerを使うんです。」
私「どういうこと?」
A「メールって、来たら返信しなきゃいけないですよね?返信しづらいような、内容の無いくだらないメールとか来ると、面倒なんですよ。逆に自分からもくだらないメールを送って、相手にウザイと思われるのが嫌なので、メールは結構気を使います。」
私「なるほど。その気持ちは分かるよ。でも書く手間自体は、メールもMessengerも一緒じゃない?」
A「Messengerだって、話しかけられたらムシしていいわけではないですけど、話しかけられるときって自分もPCの前にいるので、とりあえずすぐ返せるし、一言くらいのやり取りを何度かするときは便利です。」
私「確かに、何度かやり取りするときはメールだと面倒だね。1回でちゃんと回答書いて済まそうみたいな感じはあるかも。」
A「あと、とりあえずすぐに答えを聞きたいときもMessengerのほうがいいですね。」
私「メールはいつ返信来るか分からないからね。でもさ、それなら電話すればいいんじゃない?」
A「電話って高いじゃないですか。携帯電話の料金て高いので、電話で話してて長くなりそうなときに、途中からMessengerに切り替えることもありますよ。でも、緊急のときは電話のほうが早いですね。」
私「コストは電話よりMessengerが安いっていうのは、学生も認識してるんだね。電話料金気にするなら、Skypeでもいいんじゃないの?」
A「個人的にSkypeに登録してる友達が少ないので、あまり使ってないです。」
私「メールやMessenger、電話の使い分けって、A君の世代では暗黙のルールとして、全体的に同じ認識を持ってるのかな?」
A「うちの大学はITに強い学生が多いので、特殊かもしれません。みんなそうかというと分からないんですが・・。少なくともうちの大学内だとMessengerはほとんどの人が使ってます。グループで何か作業しないといけないときは、毎回集まれるか分からないからMessengerのIDを教えあって、そこで打ち合わせするってこともありましたよ。」
私「ずいぶんカッコいいことしてるね」
A「でも、何回かやってみたら、まったく発言しない人がでてきて、いるのかいないのか分からない状態になっちゃったんで、この方法はあまり良くないという結論になりました。」
私「そうだね、本当にPCに向かって打ち合わせに参加してるのかなんて、分からないよね。」
0 件のコメント:
コメントを投稿