2009年7月13日月曜日

捨てるのではなく、使ってみる

相変わらず SharePoin Server 導入後のお客様から、うまく活用できていないという言葉をよく頂きます。
実際、SharePoint は導入前に思っていたほどすぐに使えるものではない、というのが正直なところです。
なにせ機能が膨大にあって、やれることが広すぎて要件が定まらないということもありますし、情報系のツールは自社に合わせたカスタマイズの要望が強くなるため開発期間が長引いてしまうことも少なくありません。
こうした声はグループウェアや情報系システム、リッチ化が進むクライアントアプリケーションには付き物なので、SharePoint に限った話ではないのですが。


経営者の視点から見れば、活用されていないシステムは無駄な支出ですから、無駄なコスト削減という名目で廃棄という決定がくだることは十分あり得ます。
実際に、私もお客様に SharePoint の提案をしに行った際に、「以前使ってたんだけど、活用が進まなかったから止めちゃったんだよね」と言われたことは何度もあります。

ですが、廃棄したところで、導入のために費やした何千万、何億というコストは戻ってくるわけではないので、これでは無駄なコストの削減ではなく、無駄遣いを増やしただけになります。

ではどうするのか?
活用されないシステムを廃棄するのではなく、システムを有効活用すれば良いのです。
つまり活用されないのをシステムのせいにするのではなく、
利用する人が知恵をしぼってうまく使おうという、頭の切り替えです。
たとえば SharePoint が活用されない理由は利用者にちゃんと教育されていないことだ、というのであれば、弊社も提供しているような外部の教育サービスを使うことで、少ない投資で大きな効果を得ることができます。
使い勝手が悪いというなら、設計をしてデザインをして、インターフェイスを改善すれば良いのです。

そもそも性能的にまったく使いものにならないシステムは廃棄されても仕方の無いことですが、
SharePoint Server はその点、拡張性も高く、信頼性の高いシステムです。
ビジネスに合わせて幅広い使い方がある点も、活用する上で大きなアドバンテージです。

無駄な投資を減らすというのは、いまかけているコストを減らすのではなく、投資した分に見合った効果を得ることが重要だと考えます。

ちなみに、最近は現場の方中心に、捨てる前にしっかり活用してみよう、という風潮が高まっている気がしています。
弊社のような活用促進の会社に、ありがたいことに声をかけていただけるのも、その表れだと思います。

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