2010年2月4日木曜日

BPOS と Windows Live ID

BPOS を契約する際は、Windows Live IDが必要です。
Live ID自体は、Hotmailを利用している人はそのアドレスとパスワードがそのままLive IDとして使えますし、持っていない人も自分の会社のアドレスなどですぐに作れます。
マイクロソフトのサービスはLive IDを認証に使うものが多く、一度作っておくと、いろいろなサービスで使いまわし出来ます。
https://accountservices.passport.net/ppnetworkhome.srf?lc=1041

が、BPOSに関してはこのLive IDが曲者でした。
ここ数日、弊社内で利用しているBPOSについて、マイクロソフトのサポートとコミュニケーションして分かったことを書いておきます。

1.購入情報はLive IDに紐付いており、それは消せないため、契約期間中に同じIDで別のBPOSの契約はできない

これは意外と不便です。
例えば、使っているExchangeやSharePoint環境でなんらか不具合が起き、新しくBPOSを契約しなおそうとしても、契約期間が終了するまではできません。
契約期間は1年間なので、使っていようといまいと1年間は課金され続けるハメになります。

2.異なるLive ID間でのデータ移行はできない

違うLive IDで作ったBPOS環境に、今使っている環境を移行することはできません。
BPOSの場合、試しに個人のIDで作ってみて、その後良ければ再度別のIDで契約、なんてことも少なくないと思いますが、「試し」の段階で作り込んでしまうと移行で泣きを見ます。


また、独自ドメインを使っていない場合は、ドメインも引き継ぐことはできません。

Exchangeを使われている方は独自ドメインがほとんどでしょうが、
SharePointだけですと自動で振られる長いURLのまま、という方が多いと思います。
その場合は、サイトのデータ移行は手動でやる必要があり、かつURLも変わってしまうという事態になります。

3.BPOSからSharePoint Onlineへのデータ移行はできるが、その逆はできない

当然、同一のLive ID内での話です。
これは前にも書いたのですが、そうなんです。
Exchangeはどうかというのは、すみません、分かりません。
SharePointがNGなら同じなんじゃないでしょうか。


Live IDというコンシューマの世界では便利な認証システムを使っていることで、企業で使う際には当然できてほしいことが出来ない、なんてことがあります。
BPOSは手軽に使い始められるのですが、後々になって移行や管理IDの変更やらを考えると、最初から注意いただくことをオススメします。

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